千葉駅の変遷

JR千葉駅がリニューアルされ、今では駅なのかショッピングセンターなのか分からないほど駅ナカ充実ですが、昭和38年に現在地に移転したことはご存じだと思います。
戦後、千葉駅の不便なスイッチバックを解消しようと計画でしたが、千葉駅を移転させるには他の駅も移転させる必要があり、なかなか実現しませんでした。他の駅は京成千葉駅や国鉄本千葉駅で、昭和33年に移転しています。
京成千葉駅は中央公園のところにありました。これを移転させないことには国鉄千葉駅は動かせません。
そこで、国鉄本千葉駅を現在地に移転させ、そこに京成千葉駅(現・千葉中央駅)を移動、元機関区のところに国鉄千葉駅を移動し、東京方面から蘇我方面へのスイッチバックを解消させました。
左は昭和27年、右が現在です。

JR千葉駅から千葉そごうに渡る横断歩道先の右側に機関庫の記念碑があります。
※2019年8月現在、同所はビアガーデンとなり記念碑は見当たりませんでした。

旧国鉄本千葉駅があった地である市民会館の駐車場入口に歴代駅長が資金を出し合い建立した「ここに千葉駅ありき」の碑があるそうですが、これは撮影していません。機会があれば写して来ます。

※2019年1月11日撮影


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